パーツ選び
1)CPU
IntelのPentium4か、AMDのAthlon XPか?
一般的に有名なのは間違いなくPentium4である。
Pentium4は、メモリとのデータのやり取りが非常に速く、大量のデータを処理するような作業のときに威力を発揮する。
動画のエンコードなどはPentium4のほうが得意である。
動作クロック数も他のCPUを圧倒している。
ただし、一クロックあたりの処理能力はあまり高くない。むしろ、Pentium3のときよりも低い。
対してAthlonは、メモリとのデータのやり取り量や、動作クロック数はPentium4に負けるものの、1クロックあたりの処理能力はPentium4をはるかにしのぐ。
ビジネスアプリやゲームなどでは、Athlonのほうが好成績なようだ。
発熱や消費電力は大きい。
しかし、なんといっても安い!
世の中にはCPUの性能はクロック数(2GHzとか)だけで決まると思っている人も
多い。
しかし、先ほども述べたように、クロック数だけでは性能を現せない上に、クロック数の争いではPentium4の独壇場なのでAMDはモデルナンバー制を導入している。
Athlon XP 2000+と書いてあったら、それは2GHzのPentium4と同等クラスの性能を持っていることを意味する。
実際には両CPUの得意分野が違うので、単純な比較はできないが。
俺は人と違ったほうが好きだ!
そして挑戦者が好きだ!
ゆえにAthlonに決定!
Athlon2100+は、1万円ちょっとまで下がっている。Throughbredコアになった2200以降は約2万円と高い。
しかし最近になって、2100+もコアがThroughbredにリニューアルされた。値段はあんまり変化していない。今が買い時だろう。
というわけで、CPUはAthlon2100+(リテール)に決定!
¥12900
後日談:オーバークロック耐性はかなりのものを持っているようです。実際にやってみました!
2)マザーボード
最初は古くからあって有名で評判も上々な、GIGABYTEのマザーボードを買おうと思っていたのだけれど、
店員から「GIGABYTEは最近、有能な技術者がたくさんやめ、相性問題がかなりあって不安定なんですよ」
見たいなことを言われ、引く。
じゃあ何が安定してるんですかと聞き返して教えてくれたメーカーのマザーボードがこれ。
例のGIGABYTEの技術者が流れた先だとか。
まだ知名度が低い会社なので安い!
「安いものを進める店員は信用」の法則にしたがって、即購入。
近日発売のBartonコアにも対応している。これも数年後、安くなったら買おう。
¥10480
後日談:今のところ安定しています。
3)ビデオカード
前のパソコンではとにかく3D性能がくずで悔しかったので、いいのを買おうと決心。
ビデオカード業界ではGeForceとRADEONが有名。
前者のほうが有名。で、ブランドイメージが強い。
例によって同性能ならRADEONのほうが安いので、RADEONに決定。
最新のはRADEON9700だが、高いので9100を購入。(←実は8500のリメイク品。でも9000より性能がいい)
これでもメーカー品のPCよりはよっぽどいいチップ積んでるし。
¥9979
4)メモリ
DDR-SDRAMの値段がとっても下がっている。なんでだろう?
普通、バルク品のメモリは、リテールの品質チェックに引っかかった中から動くのだけ取り出したノーブランドの品物で怖いのだけれども、
Regacyという一流メーカのメモリがなぜかバルクで売ってたので少し割高だったけど、安心には代えられないので購入。
Leiという、LegacyのB級ブランド。6層構造で、チップ1枚あたりコンデンサー4個と、なかなかの品。
ひどいのになると、4層で配線むき出し。チップ1枚あたりコンデンサー1個とか・・・
PC2700 DDR-SDRAM 512MB CL2.5
なぜPC2700にしたかというと、当然Bartonを意識してのことである。
¥9870
しかし177MB付近でエラー発生。不良品でした・・・電圧上げたらまともに動いてます。
5)光学ドライブ
DVDはまだ高いうえに、企画が乱立しているのでまだ買うべきではない。メディアも高いし。
そんなわけで、非常に優秀なLite-onの48倍速ドライブを購入。値段は結構安い。
どれくらい優秀かはCD-R実験室の該当ページを見てほしい。きっと惚れてしまう。俺のように。
¥7800
6)ハードディスク
なぜだか無性に容量の多いのが欲しかった。
最近流行の流体軸受けタイプ。キャッシュはなんと8MB(普通は2MB)高速7200回転。
静かで速い、Maxtorの120GBを購入。
みすぼらしい段ボール箱に入った、説明書なしのバルク品を購入。当たり前か。
¥16799
後日談:今まで使ってたやつのおよそ倍の速度が出ています。
7)フロッピードライブ
MITUMIバルク、¥1400。以上。
8)ケース
なかなかデザインのいい、350W電源つきのミドルタワーケース。3.5インチベイ×4、2.5インチベイ×5。そんなにつかわねえよ。
4500円という激安。電源がメーカー不明だったり、薄っぺらくて、いろんなところが合わないのは責められないだろう。
¥4500
電源不安定すぎ・・・
ついに組み立てるぞ!